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6人娘のおたくぶろぐ。
記念といってもどうすれば分からないから書いてみたディノヒバ小説。
今日の銀魂を見てご満悦のショウっちです。 ※BL注意報!! 「…貴方にはもう付き合いきれない。」
そっと目を伏せ、構えたトンファーを降ろしながら雲雀が呟いた。 屋上を立ち去る雲雀の背中を見ながら、ディーノはハァとため息を吐く。その吐息を聞き、ドアノブにかけた手が一瞬止まった雲雀であったが、ディーノを一瞥すると階下へと降りていった。 一人っきりとなった屋上。憂さ晴らしの為フェンスを蹴ればガシャン、という派手な音が虚しく空に響いた。 惨めな自分に苦笑しながらも仰向けに寝転がり、先程の行動を反省する。 「やっぱり不意打ちってのがまずかったのかな…。」 ディーノの疑問は誰の耳にも届かず青空へ消えていった。 「ハァ…」 ディーノは小さくため息を吐きながら雲雀を見ていた。雲雀はそんなディーノを一瞥すると階下へと降りていく。 相手に背を向け、立ち去る事に多少の抵抗を覚えながらも、あの人には付き合いきれないと思い返す。 再び気見上げてきた屈辱感と戸惑いにいらつき、トンファーを握り締めると、近くにいた生徒が怯えたように走り去っていった。 そんな生徒達には目もくれず、雲雀はひたすら歩く。 「なんなんだよ、一体…。」 怒りなのか悔しさなのか。訳の分からないものがぐちゃぐちゃして、納まらない。そんな自分に腹が立つ。 「…今度あったら噛み殺す。」 この感情と共に、と誓った雲雀の決意は冷たい校舎に吸い込まれていった。 屋上に乾いた音が響く。 互いの武器が頬を霞めあい、目では追いきれない動きが重なり合う。擦れ違いざまに一撃を咬まそうとトンファーの感触を確かめた、瞬間。 迫ってきたのは鞭でも拳でもなく、唇だった。 あーあ。もうがっかりだよ。全国のディーノ&雲雀ファンに謝れェェェ!! BGMはYUIのチェリー(笑) なーんて補足は入りませんね。 駄文失礼しました。 PR
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